コンテンツマーケティングの基本

コンテンツマーケティングにおける
記事の条件や書き方とポイント

 

2022年1月12日

コンテンツマーケティングへの取り組みを考えているけれど、記事コンテンツをどのように書けばよいのかわからずなかなか始められない方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、良い記事コンテンツの条件を踏まえながら、作成のポイントや注意点について、またコンテンツマーケティングにおける記事コンテンツの書き方を、構成要素やポイントと併せてご紹介していきます。

 

記事コンテンツの書き方に関する基本を押さえたい方は、ぜひ参考にしてください。

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ホワイトペーパーシンプル.png
 

良質な記事コンテンツの条件

はじめに、良い記事コンテンツとはどのような記事を指すのか、見ていきましょう。

良質な記事コンテンツの条件①:想定読者のニーズに応えている

一つ目のコツは「想定読者のニーズに応えている」ことです。

コンテンツマーケティングで記事コンテンツを作成する際は、どうしても自社の製品やサービスの売り込みに直結するような、自社目線の内容になってしまいがちです。

 

しかし、想定読者のニーズを踏まえていないものは、決して良質な記事コンテンツとは言えません。

 

・読んでほしい読者は、どんな人なのか

・その人のどんなニーズに応えたいのか

 

この二点を考慮して、記事の構成や内容を作り込んでいく必要があります。

その上で、「この記事を読んでもらった人に、次にどういう行動を起こしてほしいのか」を考えます。

その順序が逆にならないように注意しましょう。

良質な記事コンテンツの条件②:網羅性・専門性・信頼性を担保する

二つ目のコツは「網羅性・専門性・信頼性」を担保する点です。

 

■網羅性について

網羅性とはそのテーマに関して、どれだけ幅広い内容を含められているかを指します。

つまり網羅性が高い記事は、そのテーマについて他の記事を読む必要がないのです。

見込み顧客からすれば、その記事さえ読めば知りたいことがすべてわかるため、良質なコンテンツと言えます。

 

ただし、網羅性を意識し過ぎて文字数が過剰になってしまうと逆効果ですので、別の記事コンテンツを用意してリンクを貼るなどの工夫をしてください。

 

■専門性について

専門性とは記事コンテンツのテーマについて、どれだけ専門的な内容になっているかです。

同じテーマを扱っていても、専門性が高いか低いかによって記事コンテンツの質は大きく異なります。

どこにでも書いてあるような内容よりも、一歩踏み込んだ専門性の高い内容の方が優れた記事コンテンツと言えます。

 

ただし、専門性をどこまで出すかは、初心者向けか、ある程度の経験者向けの記事コンテンツなのかなど、想定読者により異なる点に注意してください。

 

■信頼性について

読者はどこの誰が書いたかわからない記事よりも、筆者が明確になっている記事をより信頼する傾向にあります。

そのため、記事の最後に「この記事を書いた人」欄を設けるなど、記事の信頼性を高める工夫をしましょう。

 

書いた人のプロフィール欄には、経歴や資格などそのテーマに詳しいことを保証する内容を記載しておくと、より信頼性が高まります。

良い記事コンテンツの条件③:見やすく、わかりやすい

見やすく、わかりやすいことも良い記事コンテンツの条件です。

適切な見出しの配置や改行、一文を長くし過ぎないといった工夫を盛り込み、見やすさを追求しましょう。

 

また、適切な論理展開や専門用語はなるべく使わないようにすることも必要です。

見やすさやわかりやすさは、ターゲットとする読者にもよりますが、誰が読んでも同じ理解を得られる記事は良い記事と言えます。

良質な記事コンテンツの条件④:情報の鮮度が保たれている

三つ目の条件は「情報の鮮度が保たれている」点です。

 

検索ユーザーは、今抱えている悩みや課題を解決すべく、記事コンテンツを探します。

そのため、古い情報よりも、できるだけ新しい情報を求めることは言うまでもありません。

 

他のサイトが扱っている内容よりも新しい情報を扱っている記事コンテンツや、一度アップした後も定期的に最新情報に更新されている記事コンテンツは、良い記事コンテンツと言えるでしょう。

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記事コンテンツの作成方法

続いて、記事コンテンツの作成方法をステップに分けて確認していきます。

記事の作成手順①:キーワード選定

まず、キーワードの選定を行います。

 

キーワード選定とは、どういう検索ニーズに応えるのか、どの検索ワードで検索された際に上位表示されたいのかを決めることです。

 

Googleの提供しているキーワードプランナーなどを活用し、どのキーワードが月にどれくらい検索されているかの情報を参考にすると良いでしょう。

記事の作成手順②:構成案作成

キーワードが決まれば、次に構成案を作成します。

構成案とは簡単に言うと目次のことです。

 

構成案は記事コンテンツ作成の指針になる重要な要素であり、作成するかしないかで後々の作業スピードが大きく変わります。

手順①で決めたキーワードで、実際に検索した際に表示される競合サイトの構成なども参考にしてみてください。

記事コンテンツの作成手順③:取材・執筆

続いて、取材と執筆の段階に入ります。

 

最初は箇条書きでもいいので、構成案で作成した各見出しを補強する情報を集めていきましょう。

情報が集まったら、箇条書きした要素を整理し、読みやすさとわかりやすさを踏まえて文章にしていきます。

 

執筆時には、改行や句読点を適切に配置したり、専門用語は簡単な言葉に置き換えたりなどの工夫を忘れないことが重要です。

記事コンテンツの作成手順④:推敲・校正

執筆が終われば、次に推敲と校正を行います。

​ 

推敲とは「よりわかりやすい表現や言葉はないか」文章をブラッシュアップしていくことです。

一度執筆を終えた記事コンテンツを自分で何度も読み直し、推敲を重ねることで、驚くほど読みやすい記事コンテンツに仕上がるはずです。

推敲の後は、誤字脱字や事実誤認などがないか確認する校正作業に入ります。

校正作業では、特に固有名詞や数字に注意しましょう。

固有名詞や数字は参考にしたソースからコピぺするなど、できるだけ自分で文字入力しないようにすると間違いが起こりにくいです。

ビジネスミーティング

記事コンテンツ作成の目的と特徴、取り組み方や課題について解説

コラム

 

記事コンテンツの構成要素

記事コンテンツの書き方について解説する前に、そもそも記事コンテンツとはどのような要素で構成されるのかを確認しておきましょう。

構成要素①:タイトル

一つ目の要素は「タイトル」です。

 

記事コンテンツは基本的にGoogleなどの検索エンジンからの流入が中心となりますが、検索結果の表示画面においてユーザーの目に入るのが記事のタイトルです。

タイトルが魅力的でなければ、クリックしようと思われないため、とても重要な要素と言えます。

構成要素②:リード文

続いては「リード文」です。

 

リード文は本文の前に設けられる導入文で、記事コンテンツの概要や目的・メリットなどを完結に読者に伝える役割を持ちます。

タイトルに目が引かれクリックされても、リード文が読みづらかったり、どんな知識が得られるのかがわかりにくかったりすれば、本文を読むことなく離脱してしまいます。

構成要素③:見出し

「見出し」も記事コンテンツの重要な構成要素の一つです。

 

見出しは流し読みする読者でも、記事コンテンツの大まかな内容を掴めるようにする効果があるとともに、情報のまとまりを示す役割を持ちます。

見出しがあるのとないのとでは、読みやすさや見やすさが大きく変わるため、適切な位置にわかりやすい見出しを付けるようにしましょう。

構成要素④:本文

続いての構成要素は「本文」です。

 

本文は記事コンテンツにおけるメインの要素であり、例えば今皆さんが読まれているこの文章が本文に該当します。

構成の中で大半を占めることになるため、いかに読みやすくするか、わかりやすくするかを考慮して作成しなければなりません。

構成要素⑤:クロージング

本文の最後に設けられる要素が「クロージング」です。

 

「まとめ」とも呼ばれ、その記事コンテンツの内容を再度おさらいしたり、特定の行動を促したりなど活用の仕方は多岐に渡ります。

記事コンテンツの目的に応じて、適切に使い分けると良いでしょう。

構成要素⑥:ディスクリプション

最後は「ディスクリプション」です。

 

ディスクリプションとは、Googleなどの検索エンジンで検索した際に、ページのタイトルの下に記載されている概要を指します。

ディスクリプションは記事コンテンツ自体に含まれているわけではありませんが、後ほど記載するSEO対策の観点においても重要な要素となり、記事コンテンツ執筆の段階で作成するケースが多いでしょう。

 

記事コンテンツを執筆する際のテクニック

ここまでホワイトペーパーを自社で作る方法やポイントについてお話してきましたが、最後に制作を外注すべきケースについて触れておきたいと思います。

テクニック①:パラグラフ・ライティング

■パラグラフ・ライティングの概要

一つ目のテクニックは「パラグラフ・ライティング」です。

パラグラフ・ライティングとは、一つの意味を持つ文章の塊をパラグラフに分けて、構成していく執筆方法です。

 

本稿で例に挙げると、「記事コンテンツの構成要素①:タイトル」という見出しがあり、その下の本文はタイトルについて説明するものになっていますね。この見出しと本文の塊が一つのパラグラフです。

 

さらに、小さなパラグラフをまとめることで、「記事コンテンツの構成要素」という大きなパラグラフを構成する形になっています。

 

■パラグラフ・ライティングの利点

パラグラフ・ライティングの利点は、文章の意味の切れ目が明確になることです。

一つのパラグラフでは、一つのテーマについて説明するため、文章のまとまりが明確になり、読者も理解しやすくなります。

 

ちなみに、改行のみでパラグラフを切る書き方もありますが、Webコンテンツにおいては、見やすさとわかりやすさを確保するためにも、見出しと本文でパラグラフを切る方法が良いでしょう。

テクニック②:PREP法

続いてご紹介するのはPREP法と呼ばれるテクニックです。

 

PREP法とは

①Point(結論)

②Reason(理由)

③Example(具体例)

④Point(結論)

の順番で文章を構成し、執筆していく方法です。

細かな書き方に関する方法論ではなく、構成作成において役立つ考え方と言えます。

 

先に結論を示し、そのあと理由や具体例を取り上げることで結論の根拠を担保し、もう一度結論で締めくくる構成は、書き手が何を伝えたいのかを読者が把握しやすいのです。

特に、課題解決型の記事や商品・サービスを売り込む記事を執筆する際に、オススメのテクニックです。

テクニック③:テーマと骨子

続いてのテクニックは「テーマと骨子」です。

 

まずは記事コンテンツの素材となる情報を箇条書きのように集めます。その上で最も重要であると判断した情報をテーマに設定し、それを補強する形で残った情報で骨子を固めていく方法です。

 

本稿で言うと、まず記事コンテンツの素材となる情報として

・記事コンテンツの書き方

・記事コンテンツの構成要素

・記事コンテンツを書くポイント

等の要素がありました。

 

その中で「記事コンテンツの書き方」をメインテーマとして設定し、構成要素・書き方・ポイントという骨子で支える構成になっています。

それぞれの骨子にも、それを構成する小骨子(各見出し)があるので、同じ要領で作っていけば、記事コンテンツが完成します。

共用ワークスペース

コラム

コンテンツマーケティングにおける記事コンテンツの役割と種類

 

まとめ

今回は、記事コンテンツの作成方法やポイントを中心にお話してきましたが、いかがでしたか。

 

記事コンテンツ作成は奥が深く、他にも様々な留意点がありますが、今回お伝えした内容は、記事コンテンツ作成において必ず押さえておくべきポイントは網羅しています。また、記事コンテンツは書けば書くほど上手くなるというものではなく、良い記事コンテンツの書き方や型を知っているかどうかが非常に重要です。

 

これから記事コンテンツ作成に取り組まれる方は、ぜひはじめの一歩として参考にしてください。

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記事コンテンツ作成のポイント

最後に、記事コンテンツ作成のポイントについてご紹介します。

ポイント①:SEO対策をしっかりと

■SEOのポイントはキーワード選定と構成案作り

一つ目のポイントはSEO対策です。

 

先ほど記事コンテンツ作成の手順のところでキーワード選定と構成案作成について触れましたが、SEO対策においては、この二つの手順がとても重要になります。

 

■キーワード選定におけるポイント

まずキーワード選定では検索ニーズを把握するとともに、上位表示のしやすさも考慮しなければなりません。

上位表示のしやすさは、そのキーワードで検索された際に表示される他社のページの強さを参照にしましょう。

ページの強さは、MozBarなどのツールを用いて、PA(Page Authority)を確認すればある程度分かります。

 

コンテンツのジャンルなどよって多少差はありますが、基本的に上位サイトの平均PAが30以下であれば、上位表示しやすいと言えるでしょう。

 

■構成作りにおけるポイント

構成作りにおいては、関連ワードを見出しなどに盛り込むことがポイントです。

ターゲットとする検索キーワードに紐づく関連ワードは、検索結果表示画面の下部にある「他のキーワード」(Googleサジェスト)や、キーワードプランナーで確認できます。

 

その関連ワードの中から、検索ボリュームや関連度などをもとにどの関連ワードを含め、見出しに取り込んでいくかを決めると良いでしょう。

 

また、「とりあえず最後まで書き切る」ことも重要なポイントです。

SEOを意識しすぎるあまりに、どうしても行き詰まり、筆が止まってしまうこともあるでしょう。

 

そのような時は、書けない箇所を無視して先に書ける部分をすべて書き切った上で、後から書けなかった部分や詰まったところのインプットをし直すようにしましょう。

ポイント②:アップロード前に執筆者以外がチェックする

アップロード前に執筆者以外がチェックすることも重要なポイントです。

記事コンテンツの執筆後、そのまま執筆者が推敲や校正を行う場合は、最後に第三者のチェックを入れることで精度の高い記事になります。

執筆者は自分で書いているため、ある程度頭の中でその記事の論理展開を把握できており、読者から見たときにわかりにくい表現でも、わかりやすいと勘違いしてしまう恐れがあるのです。

 

また誤字・脱字などのチェックも、複数人で行うほうが確実です。

執筆者以外にもう一人チェック担当などを設けておきましょう。

ポイント③:効果検証と修正を継続する

最後のポイントは、効果検証と修正を継続する点です。

 

記事コンテンツはアップロード後、アクセス数や閲覧時間、他の記事コンテンツにどれだけ移動しているかなどの効果検証が可能です。

一度は上位表示された記事コンテンツでも、他社のコンテンツの状況次第で、順位が落ちることも当然出てきます。

そのため、一度作成した記事コンテンツをそのまま放置せずに、定期的に効果検証を実施した上で、情報の更新などのブラッシュアップを重ねていきましょう。

 

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